はっきりと日は覚えていませんが、ちょうど1年前の今頃、物件の前を通りかかり

蔦の絡んだこじんまりとした建物に一目惚れしてすぐ契約したことを覚えています。

そんなことが思い出される、梅雨の気配を感じる今日、ブログを書き始めようかと思います。

「Rainyday’s Coffee」

という店名の由来の話によくなります。

他にも店名の候補はありましたが、どうもわかりづらくしっくりこなかったので、割と早い段階で

思いついていたこの名前にしました。

なんとなくそうだからそうなのですが、

なぜそうなのか、ということを考えてみました。

雨の日はなんだか、頑張らなくていいような気がします。

雨を理由に何かを諦めたり、サボったりすることってあると思います。

どちらかといえば嫌われがちな雨かと思いますが、人はその雨に甘える時ってあるのではないでしょうか。

そういう寛容さを感じるので雨の日は好きです。音も心地がいいです。

お店に来てくれた時はそのようにして、ふっ…とスイッチを切るなりニュートラルなところに入れて、自分の呼吸を聴いてみる。ゆっくりと周りを見渡してみる。

そういう時間を提供できるお店であればいいなという思いから店名としてしっくりきたのだと思います。

優しい雨のように、人を励まし、生活に寄り添う存在でありますように。

すごく晴れている写真ですが、気に入っているので使っておきます。

ちなみに晴れが嫌いなのかと言われるとそうではありません。雨が好きなので、晴れも好きです。